「本当のことを言ってるのかな?」「この言い訳、何か引っかかる…」 日常生活やパートナーとの関係において、相手の言葉が信じられなくなる瞬間は誰にでもあるはずです。探偵の現場でも、嘘を見抜く力は非常に重要なスキルの一つです。
この記事では、探偵が実際の調査現場で活用している「人の嘘を見抜く3つの方法」をご紹介します。
Table of Contents
1. 言葉と表情・行動の「ズレ」を見る
人は嘘をつくとき、頭ではうまくごまかしているつもりでも、表情や動作には違和感が出やすくなります。
■ こんなズレがあったら要注意:
- 「怒ってない」と言いながら目を逸らす、腕を組むなどの防御姿勢
- 「本当だよ」と言いながら笑顔が不自然、声が上ずる
- 話の内容と感情のトーンが一致していない
✅ 探偵の視点:
嘘をついていると、無意識の仕草(唇を舐める、鼻を触る、視線が泳ぐ)が増える傾向があります。言葉ではなく「無意識の反応」に注目しましょう。
2. 質問に対する反応スピード・具体性を見る
嘘をつくとき、人は「本当のように見せる作り話」を考えなければならないため、質問への返答に時間がかかったり、不自然な具体性が出ることがあります。
■ 見抜くポイント:
- 質問に対して答えがやたら早すぎる or 遅すぎる
- 回答が曖昧すぎる(例:「たぶん」「どこかで」「誰かと」)
- 逆に、やたら細かすぎる(場所・時間・状況を細かく言いすぎる)
✅ 探偵の視点:
あらかじめ嘘の答えを用意していた場合は「即答しすぎる」、想定外の質問には「時間がかかる」などの反応が現れます。
3. 話の整合性と矛盾点をチェックする
嘘をついている人は、自分が話した内容をすべて正確に覚えていられないため、話の中に矛盾が生まれることがあります。
■ 具体的な見抜き方:
- 同じ話を繰り返させてみる → 内容が変わるか確認
- 時系列や場所の話を少しずつ掘り下げていく
- 前後の言動と一致しているか確認する
✅ 探偵の視点:
調査では対象者の証言や言動に一貫性があるかを必ずチェックします。1回の会話では見抜けなくても、何度か話してもらうことでボロが出るケースも多いです。
まとめ:嘘を見抜くために大切なこと
人の嘘を見抜くには、次の3つを意識して観察することが大切です:
- 言葉と行動(表情・しぐさ)のズレを見る
- 質問に対する反応のスピードと具体性に注目する
- 話の整合性・矛盾点を繰り返し確認する
ただし、嘘を見抜くスキルは「決めつける」ためではなく、「事実を冷静に見極める」ためのものです。
もしもパートナーの言動に強い不信感がある場合は、自分一人で判断せず、探偵など専門家に相談することで正確な情報を得られることがあります。
当探偵事務所では、言動の観察から行動調査まで、豊富な経験をもとにサポートしております。気になることがあれば、いつでもご相談ください。